この記事の要点
- 千歳飴は、子どもの長寿と健やかな成長を願う七五三の縁起物です。「千歳」は千年、つまり長生きを表します。
- 始まりは江戸時代とされ、浅草の飴売り・七兵衛説と、大坂の平野甚左衛門説が知られています。
- 細長い形は長寿、紅白はめでたさ、袋の鶴亀や松竹梅は長寿と繁栄を表します。
- 小さなお子様に食べさせるときは、細かく砕いて、大人がそばで見守ります。
- 食べきれない千歳飴は、煮物の甘み付けや飲み物に溶かして使えます。
目次
七五三の参拝でいただいた千歳飴。長くて硬くて、3歳の子にどうやって食べさせればいいのか迷う方は少なくありません。袋の中の飴が何本も残ってしまった、というのもよく聞く話です。
この記事では、千歳飴の由来と意味、小さなお子様の食べ方、食べきれないときの使い道までを整理します。七五三の写真で千歳飴を上手に持たせるコツも、写真館の立場からお伝えします。
千歳飴とは?
▼この章の要約
- 千歳飴は、七五三で子どもに贈られる紅白の細長い棒飴です。
- 「千歳」は千年を意味し、長寿の願いが込められています。
- 神社でご祈祷を受けた際の授与品として受け取ることが多い縁起物です。
千歳飴とは、子どもの長寿と健やかな成長を願って、七五三で贈られる紅白の細長い棒飴です。
「千歳(ちとせ)」は千年という意味で、長生きを表す言葉です。神社で七五三のご祈祷を受けると、授与品として千歳飴をいただけるところが多くあります。市販の千歳飴を用意して、参拝や記念撮影で持たせるご家庭もあります。
千歳飴の由来は?江戸時代の2つの説
▼この章の要約
- 千歳飴は江戸時代に生まれたとされています。
- 浅草の飴売り・七兵衛が売り出した説が広く知られています。
- 大坂の平野甚左衛門が江戸で売り始めた説もあり、起源は諸説あります。
千歳飴の始まりは江戸時代とされ、起源には主に2つの説があります。
| 説 | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| 浅草の七兵衛説 | 1700年ごろ | 江戸・浅草の飴売り七兵衛が、長い紅白の飴を売り出したのが始まりとする説 |
| 平野甚左衛門説 | 1615年(元和元年)ごろ | 大坂の平野甚左衛門が江戸に出て、飴を売り始めたのが始まりとする説 |
当時の砂糖は貴重品でした。甘い飴は子どもにとって特別なごちそうで、七五三のお参りのお土産やお祝いのお返しとしても喜ばれ、定番になっていったと考えられています。
七五三そのものの由来は、3歳の髪置き、5歳の袴着、7歳の帯解きという古い儀式にあります。七五三の年齢については2026年の七五三は何年生まれ?早見表で詳しく解説しています。
細長い形・紅白・袋の絵柄にはどんな意味がある?
▼この章の要約
- 細く長い形は「細く長く生きる」長寿の願いです。
- 紅白の色は、お祝いのめでたさを表します。
- 袋に描かれた鶴亀や松竹梅も、長寿と繁栄を表す縁起物です。
千歳飴は、形・色・袋のすべてに意味が込められています。
| 要素 | 込められた意味 |
|---|---|
| 細く長い形 | 細く長く、健康に長生きしてほしいという願い |
| 紅白の色 | お祝いごとのめでたさ |
| 鶴と亀の絵柄 | 「鶴は千年、亀は万年」の長寿 |
| 松竹梅の絵柄 | 寒さに負けない強さと、繁栄 |
袋の絵柄には、このほか寿の文字や扇など、お祝いを表す図柄が使われることもあります。デザインは神社やお店によってさまざまです。
千歳飴はいつ・どうやって食べる?
▼この章の要約
- 食べる日に決まりはありません。参拝のあとに家族で分けて食べるのが一般的です。
- 硬い飴は小さな子どもがのどに詰まらせるおそれがあるため、細かく砕きます。
- 食べるときは必ず大人がそばで見守ります。
千歳飴を食べる日に決まりはありません。参拝を終えたあと、家族で分けて食べるのが一般的です。縁起物ですので、家族みんなで少しずつ分け合うと、長寿のご利益を分け合う意味にもなります。
小さな子どもに食べさせるときの注意
千歳飴は硬い飴です。小さなお子様がそのまま口に入れると、のどに詰まらせるおそれがあります。3歳のお子様に食べさせる場合は、次の点に気をつけてください。
- 袋や清潔なビニール袋に入れたまま、麺棒などで叩いて細かく砕く
- 小さなかけらを少しずつ渡す
- 食べている間は、大人が必ずそばで見守る
- 歩きながら・寝転びながら食べさせない
きれいに切るなら包丁を温める
大人が食べやすい長さに切りたい場合は、包丁をお湯で温めてから当てると、割れにくく切りやすくなります。切り口に包丁の背を当て、軽く体重をかけるのがコツです。
食べきれない千歳飴はどうする?
▼この章の要約
- 千歳飴は砂糖と水飴が主な材料のため、料理の甘み付けに使えます。
- 温かい飲み物に溶かすと、手軽に消費できます。
- 湿気を吸うとべたつくため、密閉して保存します。
千歳飴は1袋に数本入っていることが多く、食べきれずに残ることがよくあります。主な材料は砂糖と水飴なので、砂糖の代わりとして料理や飲み物に使えます。
| 使い道 | やり方 |
|---|---|
| 煮物・照り焼き | 砂糖の代わりに砕いた飴を入れる。照りが出やすい |
| 温かい飲み物 | 紅茶やホットミルクに溶かす |
| ヨーグルトのトッピング | 細かく砕いて振りかける(小さな子には与えない) |
| べっこう飴風 | 砕いて加熱し、溶かして小さく固め直す |
保存するときは、湿気を吸ってべたつかないよう、密閉できる袋や容器に入れておきます。
七五三の写真で千歳飴を持たせるコツ
▼この章の要約
- 千歳飴の袋は、撮影が終わるまで開けないのが基本です。
- 3歳のお子様には袋が長いため、胸の前で抱えるように持たせます。
- 千歳飴を持った写真は、七五三らしさが一目で伝わる1枚になります。
千歳飴を手にした写真は、七五三らしさが一目で伝わる定番の1枚です。写真館の撮影現場で見てきた、きれいに写すためのコツをご紹介します。
- 袋は撮影が終わるまで開けない。開けると、お子様が食べたくなって撮影どころではなくなります。袋もしわになります。
- 3歳は胸の前で抱える。千歳飴の袋は3歳のお子様の背丈に比べて長く、片手で持つと傾きます。両手で胸の前に抱えると、まっすぐきれいに写ります。
- 5歳・7歳は片手で持つ。もう片方の手を扇子や刀に添えると、着物姿が引き締まります。
- 家族写真では主役だけが持つ。何人も持つと視線が散ります。
前撮りで参拝前に撮影する場合、神社の千歳飴はまだ手元にありません。千歳飴を持った写真を残したい場合は、市販の千歳飴を用意して撮影に持参する方法があります。撮影の時期は七五三の撮影はいつ?前撮り・当日・後撮りを比較で解説しています。
スタジオbeの場合
▼この章の要約
- 着付け・ヘアメイク・衣装込みで、手ぶらでお越しいただけます。
- 千歳飴や小物を持った写真のご希望は、ご予約時にご相談ください。
- ご家族・ごきょうだいの撮影は全プラン追加料金なしです。
フォトスタジオbeは、株式会社ジャパンビジュアルサポートが運営する1953年創業の写真館です。富山県内に3店舗を構え、年間3,500件以上の記念撮影を行っています。
衣装は1,000点以上をそろえ、毎年京都で厳選しています。着付け・ヘアメイク・衣装はプランに含まれるため、お子様の分は手ぶらでお越しいただけます。千歳飴やお気に入りの小物を持って撮りたい場合は、ご予約時にお知らせください。
ご家族写真・ごきょうだい写真は全プラン追加料金なしです。お子様が泣いてしまった場合は、別日での再撮影を追加料金なしで承っています。撮影から納品までは約1ヶ月です。
よくある質問
Q.千歳飴の由来は何ですか?
A.千歳飴は江戸時代に生まれたとされます。1700年ごろに浅草の飴売り七兵衛が売り出した説と、大坂の平野甚左衛門が江戸で売り始めた説が知られており、起源には諸説あります。
Q.千歳飴が細長いのはなぜですか?
A.細く長い形には、子どもが細く長く健康に生きてほしいという長寿の願いが込められています。紅白の色はお祝いのめでたさを表します。
Q.千歳飴はいつ食べればいいですか?
A.食べる日に決まりはありません。参拝を終えたあと、家族で分けて食べるのが一般的です。縁起物なので、家族みんなで少しずつ分け合うとよいとされています。
Q.3歳の子に千歳飴を食べさせても大丈夫ですか?
A.硬い飴はのどに詰まらせるおそれがあるため、細かく砕いて少しずつ与え、大人が必ずそばで見守ってください。歩きながらや寝転びながら食べさせるのは避けます。
Q.余った千歳飴はどうすればいいですか?
A.砂糖の代わりに煮物や照り焼きの甘み付けに使えます。紅茶やホットミルクに溶かす方法も手軽です。保存するときは湿気を避けて密閉します。
Q.前撮りでも千歳飴を持った写真は撮れますか?
A.撮れます。前撮りの時点では神社の千歳飴はまだ手元にないため、市販の千歳飴を用意して持参する方法があります。フォトスタジオbeでは、ご希望をご予約時にお知らせください。
まとめ
- 千歳飴は、子どもの長寿と健やかな成長を願う七五三の縁起物です。
- 起源は江戸時代とされ、浅草の七兵衛説と大坂の平野甚左衛門説があります。
- 細長い形は長寿、紅白はめでたさ、鶴亀・松竹梅は長寿と繁栄を表します。
- 小さなお子様には細かく砕いて与え、大人が必ず見守ります。
- 余った千歳飴は、料理の甘み付けや飲み物に使えます。
七五三の撮影・ご相談はお気軽に
着付け・ヘアメイク・衣装込みで手ぶらでOK。空き状況は各店LINEでご確認いただけます。
店舗別LINEでご予約・ご相談
店舗情報
| 店舗 | 住所 | 電話 |
|---|---|---|
| ファボーレ店 | 富山県富山市婦中町下轡田165-1 | 076-465-1402 |
| イオンモール高岡店 | 富山県高岡市下伏間江383 | 0766-27-2481 |
| 魚津インター店 | 富山県魚津市本江字中ノ坪981-1 | 0765-24-7785 |
※営業時間・定休日は店舗情報ページでご確認ください。
公開日:2026年9月24日/最終更新日:2026年9月24日
運営:株式会社ジャパンビジュアルサポート(フォトスタジオbe|1953年創業・富山県内3店舗)