この記事の要点
- 七五三の撮影には前撮り(10月以前)・当日撮影・後撮り(12月以降)の3つの方法があります。
- かつては当日に全てを行うのが主流でしたが、現在はお参りと撮影を分けるご家庭が増えています。
- 前撮りは希望日を確保しやすく、当日の負担も分散できます。春から夏は予約が落ち着いている時期です。
- 富山では初雪の平年値が12月3日、初積雪が12月13日。後撮りは12月上旬までと中旬以降で道路事情が変わります。
- お参りと撮影を別の日にすることに、作法上の問題はありません。
目次
七五三の準備を始めると、最初に決めることになるのが撮影の時期です。前撮り、当日撮影、後撮り。どれが自分の家庭に合うのか、判断材料が並んでいないと決めきれません。
この記事では、富山県内で3店舗を運営するフォトスタジオbeが、3つの撮影方法を横並びで比較します。あわせて、富山の気候と道路事情を踏まえた月別の判断材料もお伝えします。
七五三の撮影方法は3つ。前撮り・当日撮影・後撮りの違い
▼この章の要約
- 撮影の時期によって、前撮り・当日撮影・後撮りの3つに分かれます。
- かつては当日に全てを行うのが主流でした。
- 現在はお参りと撮影を別の日にするご家庭が増えています。
七五三の撮影方法は、時期によって3つに分かれます。それぞれの定義は次のとおりです。
前撮りとは、七五三のシーズンより前に記念写真を撮影する方法です。目安は10月以前で、早撮りとも呼ばれます。
当日撮影とは、七五三の行事当日に撮影する方法です。着付けからお参り、撮影までを1日で行います。
後撮りとは、七五三のシーズンが終わった後に撮影する方法です。目安は12月以降になります。
かつては、お参りも会食も撮影も、すべて当日に済ませるのが一般的でした。現在は事情が変わっています。1日にまとめるとスケジュールが詰まり、お子様の負担が大きくなるためです。そのため、お参りと撮影を別の日にするご家庭が増えています。
【比較表】前撮り・当日撮影・後撮りを7項目で比べる
▼この章の要約
- 予約の取りやすさ、当日の負担、天候リスクの3点で大きく差が出ます。
- 前撮りは予約と衣装の選択肢に余裕があります。
- 当日撮影は1日で完結する代わりに、時間が詰まります。
| 比較項目 | 前撮り(10月以前) | 当日撮影 | 後撮り(12月以降) |
|---|---|---|---|
| 予約の取りやすさ | 取りやすい | 最も混み合う | 取りやすい |
| 当日の負担 | 分散できる | 1日に集中する | 分散できる |
| 衣装の選択肢 | 多い時期を選べる | 人気衣装は埋まりやすい | 比較的選びやすい |
| 着物を着る回数 | 2回(撮影日・お参り日) | 1回 | 2回(お参り日・撮影日) |
| 天候リスク | 日程を選び直しやすい | 当日の天候に左右される | 富山では積雪期に入る |
| 写真の仕上がり | 時間に余裕があり表情が自然 | 疲れが表情に出やすい | 時間に余裕があり表情が自然 |
| 向いているご家庭 | 年賀状に使いたい/希望日を確保したい | 秋に1日しか時間が取れない | 秋が多忙/ゆっくり撮りたい |
前撮りのメリットと注意点は?
▼この章の要約
- 希望の日時を確保しやすく、衣装の選択肢も広がります。
- お参り当日の予行練習になります。
- 注意点は、夏の日焼けとお参りまで間が空くことです。
前撮りの最大のメリットは、希望の日時を確保しやすいことです。春から夏にかけては予約が落ち着いており、土日でも比較的枠に余裕があります。人気の衣装も選びやすい時期です。
2つ目のメリットは、お参り当日の予行練習になることです。着物を着る、草履を履く、大人に囲まれて写真を撮られる。これらを一度経験しておくと、当日のお子様の緊張がぐっと減ります。着物を嫌がるかどうかも事前にわかります。
3つ目は、負担が分散することです。撮影日は撮影だけ、お参りの日はお参りだけに集中できます。1日の予定が短くなるぶん、お子様も大人も余裕を持って過ごせます。
注意点は2つあります。1つは日焼けです。夏に屋外で過ごす時間が長かったお子様は、9月頃の撮影で日焼けが気になることがあります。気にされる場合は、春から初夏の撮影が向いています。
もう1つは、お参りまで間が空くことです。春に撮影すると、11月のお参りまで半年ほど空きます。その間にお子様の顔つきが変わることもあります。
当日撮影のメリットと注意点は?
▼この章の要約
- 1日で全てが完結し、着物を着るのも1回で済みます。
- 注意点は、スケジュールが詰まることです。
- お子様の体力消耗と着崩れが起きやすくなります。
当日撮影のメリットは、1日で全てが完結することです。着付け、撮影、お参り、会食までを1日で終えられます。休みを何度も取りにくいご家庭や、ご親族が遠方から集まる場合には現実的な選択肢です。
着物を着るのが1回で済む点も利点です。着替えを嫌がるお子様にとっては、負担が1度きりになります。
注意点は、スケジュールが詰まることです。朝から着付けを始め、撮影を終えて神社へ移動し、ご祈祷を受ける。この流れは大人でも疲れます。3歳や5歳のお子様にとっては、かなりの長丁場です。
後半になるほど、疲れが表情に出やすくなります。着物も動いているうちに着崩れます。撮影を先に済ませるか後にするかで写真の仕上がりが変わるため、当日撮影を選ぶ場合は撮影を先に入れることをおすすめします。
また、10月から11月の土日は、スタジオも神社も最も混み合う時期です。希望の日時が取りにくい点も踏まえておく必要があります。
後撮りのメリットと注意点は?
▼この章の要約
- 混雑を避けて、ゆっくり撮影できます。
- 秋が多忙なご家庭に向いています。
- 注意点は、ご親族の理解と、富山では積雪期に入ることです。
後撮りのメリットは、混雑を避けられることです。12月以降はスタジオの予約に余裕が出るため、希望の日時を選びやすくなります。撮影自体もゆっくり進められます。
秋に予定が立てにくいご家庭にも向いています。お参りだけ11月に済ませ、撮影は年が明けてから、というかたちも可能です。
注意点は2つあります。1つは、ご親族の理解です。「撮影は七五三当日にするもの」という考えをお持ちの方がいらっしゃると、別日にすることを説明する必要が出てきます。事前に一言伝えておくと行き違いを避けられます。
もう1つが、富山ならではの事情です。富山では初雪の平年値が12月3日、初積雪の平年値が12月13日です(出典:富山県・富山地方気象台資料)。つまり12月中旬以降は、雪の中を移動する可能性が出てきます。
後撮りを選ばれる場合、12月上旬までに済ませるか、雪道の運転を前提に日程を組むかで、当日の動きやすさが変わります。小さなお子様を連れての移動になりますので、この点は先に決めておくと安心です。
富山で撮影時期を決めるときの、月別の判断材料
▼この章の要約
- 富山市の11月は平年で平均11.2℃、降水量224.8mmと雨の多い月です。
- 初雪の平年値は12月3日、初積雪は12月13日です。
- 月ごとに、気候と予約状況の両面から判断できます。
富山で撮影時期を選ぶ場合、気候が判断材料になります。月別に整理すると次のとおりです。
| 時期 | 気候・道路事情 | この時期ならではの注意点 |
|---|---|---|
| 4月〜5月 | 過ごしやすく、移動もしやすい | お参りまで半年空く。予約は最も取りやすい |
| 6月〜7月 | 梅雨時期。屋内撮影なら影響は小さい | 日焼け前に撮りたい場合はこの時期まで |
| 8月〜9月 | 残暑が続く。着物での外出は負担が大きい | スタジオ撮影向き。日焼けが気になる場合あり |
| 10月 | 気候が安定し、お参りにも適する | 土日の予約が埋まり始める |
| 11月 | 平均11.2℃・降水量224.8mm。冷え込み、雨も多い | 最も混雑する。防寒と雨具が必須 |
| 12月上旬 | 初雪の平年値は12月3日 | 後撮りの狙い目。混雑が解消する |
| 12月中旬〜 | 初積雪の平年値は12月13日 | 雪道の移動を前提に日程を組む |
とくに押さえておきたいのが11月です。富山市の11月は平年で降水量224.8mmと、雨の日が多い月にあたります。お参りの日が雨になる可能性は決して低くありません。
この点も、撮影を別の日に分けておく理由になります。お参りが雨でも、写真はすでに残っている。そう思えるだけで当日の気持ちが違います。
お参りと撮影は別の日でもいいですか?
▼この章の要約
- 別の日にして問題ありません。
- 近年はむしろ、分けるご家庭のほうが増えています。
- 撮影日は着物、お参りの日は洋装という組み合わせも可能です。
お参りと撮影を別の日にすることに、作法上の問題はありません。
七五三の本来の意味は、お子様の成長への感謝と、これからの健やかな成長を願うことにあります。写真をいつ撮るかは、その意味とは別の話です。ご家族が無理なく過ごせる日程を選んで構いません。
近年はむしろ、分けるご家庭のほうが増えています。1日にまとめるとお子様の負担が大きくなるためです。
組み合わせの自由度も上がります。たとえば、撮影の日は着物、お参りの日は洋装という選び方もできます。着物姿は写真に残っているため、お参りは動きやすい服装で行く。11月の富山の気候を考えると、現実的な方法です。
迷ったときの決め方|3つの質問で選ぶ
▼この章の要約
- 秋の予定、お子様の体力、ご親族の意向の3点で判断できます。
- 3つの質問に順に答えると、選ぶべき方法が絞れます。
3つの方法で迷われている場合、次の質問に順に答えてみてください。
- 秋に、撮影とお参りで2日分の時間を取れますか。取れない場合は当日撮影が現実的です。取れる場合は次へ進みます。
- お子様は、着物を着て半日過ごすことに耐えられそうですか。不安がある場合は前撮りを選び、当日の予行練習にします。
- ご親族に「撮影は当日に」という意向はありますか。ある場合は事前の相談が必要です。ない場合は、秋の予定が立てやすい時期で前撮りか後撮りを選びます。
もう1つ判断材料を加えるなら、年賀状に使うかどうかです。使う予定がある場合は、後撮りでは間に合わないことがあります。この点は次の章で詳しくご説明します。
スタジオbeの場合|前撮りのご予約は早い時期から
▼この章の要約
- フォトスタジオbeは、株式会社ジャパンビジュアルサポートが運営する富山県内3店舗の写真館です。
- 前撮りは早い時期ほど、希望日と衣装の選択肢に余裕があります。
- 年賀状に使う場合は、11月中旬までの撮影が目安です。
フォトスタジオbeを運営する株式会社ジャパンビジュアルサポートは、1953年に富山で創業しました。現在はイオンモール高岡店・ファボーレ店(富山市婦中町)・魚津インター店の3店舗で、年間3,500件以上の記念撮影をお手伝いしています。スタジオbeが選ばれる理由はこちら。
前撮りをお考えの場合、早い時期にご予約いただくほど、希望の日時を確保しやすくなります。10月から11月の土日は毎年混み合うため、その前の時期に押さえておくと安心です。衣装も、早い時期のほうが選択肢が広がります。
お子様の衣装は3店舗合わせて1,000点以上。毎年京都で選び抜いた着物と、beオリジナルの衣装をそろえています。着付け・ヘアメイク・衣装はプランに含まれていますので、お子様の分は手ぶらでお越しいただけます。
撮影当日にお子様が泣いてしまった場合は、別日での再撮影を追加料金なしで承っています。ご家族写真・ごきょうだい写真も全プラン追加料金なし。13歳以下のごきょうだいには、衣装を1着ずつ無料でご用意しています。
年賀状に使う予定がある方は、撮影時期に注意が必要です。フォトスタジオbeでは撮影から納品まで約1ヶ月かかります。年賀状の準備に間に合わせるには、11月中旬までの撮影が目安です。12月以降の後撮りでは、その年の年賀状には間に合いません。
当日の流れはご利用の流れのページでご確認いただけます。
よくある質問
Q.七五三の撮影は何月がおすすめですか?
A.ご家庭の状況によって変わります。希望日を確保したい場合は春から夏の前撮り、混雑を避けたい場合は12月上旬の後撮りが選ばれています。1日で済ませたい場合は当日撮影が現実的です。
Q.前撮りと後撮りはどちらがいいですか?
A.年賀状に使う予定がある場合や、お参り当日の予行練習をしたい場合は前撮りが向いています。秋に時間が取りにくい場合や、ゆっくり撮影したい場合は後撮りが向いています。
Q.お参りと写真撮影は別の日でもいいですか?
A.別の日にして問題ありません。近年はお子様の負担を考えて分けるご家庭が増えています。撮影の日は着物、お参りの日は洋装という組み合わせも可能です。
Q.前撮りはいつから予約できますか?
A.フォトスタジオbeでは、年明けから前撮りのご予約を承っています。10月から11月の土日は毎年混み合うため、早い時期のご予約をおすすめしています。詳しい空き状況は各店LINEでご確認いただけます。
Q.後撮りは何月までできますか?
A.年明け以降も撮影は可能です。ただし富山では初積雪の平年値が12月13日のため、12月中旬以降は雪道の移動を前提に日程を組む必要があります。12月上旬までに済ませる方も多くいらっしゃいます。
Q.当日撮影とお参りを1日で終えるのは大変ですか?
A.着付けから撮影、お参りまでを1日で行うため、お子様には長丁場になります。後半は疲れが表情に出やすく、着崩れも起きやすくなります。当日撮影を選ぶ場合は、撮影を先に済ませることをおすすめします。
Q.年賀状に使いたい場合、いつまでに撮影すればいいですか?
A.フォトスタジオbeでは撮影から納品まで約1ヶ月かかります。年賀状の準備に間に合わせるには、11月中旬までの撮影が目安です。12月以降の後撮りでは、その年の年賀状には間に合いません。
まとめ
- 七五三の撮影には、前撮り(10月以前)・当日撮影・後撮り(12月以降)の3つの方法があります。
- 前撮りは希望日を確保しやすく、当日の予行練習にもなります。
- 当日撮影は1日で完結する代わりに、スケジュールが詰まります。撮影は先に済ませるのがおすすめです。
- 富山では初雪の平年値が12月3日、初積雪が12月13日。後撮りは12月上旬までが動きやすい時期です。
- 年賀状に使う場合は、納品期間を考えて11月中旬までの撮影が目安になります。
フォトスタジオbeでは、富山県内3店舗で七五三撮影を承っています。撮影時期のご相談も、ご予約前にお気軽にお声がけください。
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店舗情報
| 店舗 | 住所 | 電話 | 営業時間 |
|---|---|---|---|
| ファボーレ店 | 富山県富山市婦中町下轡田165-1 | 076-465-1402 | 10:00〜21:00/年中無休 |
| イオンモール高岡店 | 富山県高岡市下伏間江383 | 0766-27-2481 | 10:00〜18:00/毎週木曜定休 |
| 魚津インター店 | 富山県魚津市本江字中ノ坪981-1 | 0765-24-7785 | 9:00〜17:30/水曜定休 |
各店舗の詳細は店舗情報ページをご覧ください。
公開日:2026年9月1日/最終更新日:2026年9月1日
出典:富山県「降積雪の経年変化」(富山地方気象台資料)/富山市観光協会
運営:株式会社ジャパンビジュアルサポート(フォトスタジオbe|1953年創業・富山県内3店舗)