この記事の要点
- 七五三の参拝先は、氏神様でも有名な神社でも構いません。決まりはありません。
- ご祈祷と参拝は違います。ご祈祷は社殿に上がって受けるもので、初穂料がかかります。
- 初穂料の相場は5,000円〜10,000円です。金額が明記されていない神社では5,000円が目安です。
- のし袋は紅白の蝶結び。表書きは「初穂料」、下段にお子様の名前を書きます。
- 11月の土日は混雑します。ご祈祷の予約が必要かどうかは、事前に神社へご確認ください。
目次
「七五三はどこの神社に行けばいいのですか」。参拝先を決める段階で、多くのご家庭が迷います。近所の神社でよいのか、有名な神社に行くべきか。そもそもご祈祷は必要なのか。初穂料はいくら包むのか。
この記事では、神社の選び方から当日の流れまでを順に整理します。初穂料の相場とのし袋の書き方も、この記事だけで完結します。
七五三の神社に決まりはある?
▼この章の要約
- 参拝先に決まりはありません。どの神社でも構いません。
- 本来は氏神様、つまり住んでいる地域の神社に参拝するものでした。
- 近年は有名な神社を選ぶご家庭も増えています。
七五三の参拝先に、決まりはありません。どの神社を選んでも問題ありません。
本来、七五三は氏神様への参拝でした。氏神様とは、住んでいる地域を守る神社のことです。地域の神様にお子様の成長を報告し、これからの加護をお願いする。これが本来の形です。
ただし、このしきたりは近年薄れています。有名な神社を選ぶご家庭も増えました。祖父母と相談して決めるご家庭も多くあります。
大切なのは、どこを選ぶかより、家族が納得して同じ日に集まれることです。
神社を選ぶ3つの基準
▼この章の要約
- 移動距離を最優先で考えてください。
- ご祈祷の受付方法を事前に確認します。
- 駐車場の有無は、着物での参拝に直結します。
基準1|移動距離
最も重要なのが移動距離です。着物を着たお子様にとって、移動そのものが負担になります。
車での移動時間が長いほど、着崩れも疲れも増します。3歳のお子様であれば、片道30分以内を目安にすると安心です。
「有名だから」という理由だけで遠方の神社を選ぶと、当日の負担が跳ね上がります。
基準2|ご祈祷の受付方法
神社によって、ご祈祷の受付方法は異なります。
- 予約制の神社
- 当日受付のみの神社
- 11月のみ特別な受付体制を取る神社
予約が必要かどうかは、必ず事前にご確認ください。予約制の神社に当日行っても、ご祈祷を受けられません。
電話で問い合わせる際は、「七五三のご祈祷を受けたい」と伝え、予約の要否・受付時間・初穂料の3点を確認すると確実です。
基準3|駐車場の有無
着物での参拝では、駐車場から社殿までの距離が重要です。
草履で長い距離を歩くのは、お子様にも母親にも負担になります。駐車場の有無と、社殿までの距離を事前に確認してください。
11月の土日は駐車場が満車になる神社もあります。時間に余裕を持ってお出かけください。
ご祈祷と参拝の違い
▼この章の要約
- ご祈祷とは、社殿に上がって神職に個別に祈願してもらうことです。
- 参拝とは、社殿の前で賽銭を入れて自分たちで祈願することです。
- 参拝だけであれば、賽銭以外の費用はかかりません。
七五三の神社では、2つの選択肢があります。
ご祈祷とは、社殿などに上がり、神職に個別に祈願してもらうことです。名前を読み上げてもらい、祝詞を上げていただきます。初穂料が必要です。
参拝とは、社殿の前の賽銭箱に賽銭を入れ、自分たちで祈願することです。賽銭以外の費用はかかりません。
七五三でご祈祷を受けなければならない決まりはありません。参拝だけで済ませるご家庭もあります。ご家庭の考え方でお選びください。
ご祈祷を受けると、お守りや千歳飴などの授与品をいただけることが一般的です。
初穂料はいくら包む?
▼この章の要約
- 相場は5,000円〜10,000円です。
- 金額が明記されていない神社では5,000円が目安です。
- きょうだいで受ける場合は、初穂料×人数が基本です。
初穂料とは、ご祈祷のお礼として神社に納めるお金のことです。その年に初めて収穫した稲穂を神前に供えた風習が由来です。
| 神社の状況 | 初穂料の目安 |
|---|---|
| 金額が明記されていない・地域の小規模な神社 | 5,000円 |
| 金額が明記されている・大規模な神社 | 10,000円程度 |
| 「お気持ちで」と言われた場合 | 5,000円 |
| きょうだい2人で受ける場合 | 5,000円×2人が基本 |
きょうだいで一緒にご祈祷を受ける場合は、初穂料×人数が基本です。ただし、割引がある神社もあります。事前にご確認ください。
初穂料を誰が支払うかに決まりはありません。祖父母が負担されるご家庭もあります。
初穂料と玉串料の違い
玉串料も、神社に納めるお金を指す言葉です。ただし、意味が異なります。
玉串とは、榊などの枝に紙垂(しで)をつけ、神様に捧げるものです。玉串料は、その玉串の代わりに納めるお金を指します。
七五三のご祈祷では、表書きは「初穂料」が適しています。玉串料は通夜や葬儀でも使われる言葉のためです。
のし袋の選び方と書き方
▼この章の要約
- 紅白の蝶結びの水引を選びます。
- 表書きは「初穂料」、下段にお子様の名前を書きます。
- 新札が望ましいものの、必須ではありません。
のし袋の選び方
紅白の蝶結びの水引がついたのし袋を選びます。蝶結びは何度でも結び直せることから、繰り返しあってほしいお祝いに使います。
水引とのしが印刷されているタイプでも構いません。5,000円〜10,000円という金額には、シンプルなものが適しています。
結婚式用の装飾が豪華なご祝儀袋は使いません。金額に対して不相応になります。また、結び切りの水引は「一度きり」を意味するため、七五三には使いません。
書き方
- 上段:「初穂料」または「御初穂料」と書きます。
- 下段:お子様の氏名を書きます。親の名前ではありません。
- ふりがな:お子様の名前には、ふりがなを振っておくと確実です。神職が読み上げる際に役立ちます。
- 中袋の表:金額を旧字体で書きます(例:金五仟圓)。
- 中袋の裏:住所と氏名を書きます。
筆ペンか毛筆で書きます。ボールペンは避けてください。
お札の入れ方
新札を使うのが望ましいとされています。神事に対する清浄な心を表すためです。ただし必須ではありません。新札が用意できない場合は、汚れや折れのないきれいなお札を選んでください。
お札は、肖像がある面を表書き側に向け、肖像が上を向くように入れます。
ご祈祷当日の流れ
▼この章の要約
- 社務所または受付窓口で申し込み、初穂料を納めます。
- のし袋は袱紗(ふくさ)に入れて持参すると丁寧です。
- 11月の土日は待ち時間が長くなります。
- 神社に到着し、社務所または専用の受付窓口へ向かう。
- 申込書に必要事項を記入する。お子様の氏名・ふりがな・生年月日・住所を書く場合が一般的です。
- 初穂料を納める。のし袋を袱紗から取り出し、受付でお渡しします。
- 順番を待つ。混雑期は待ち時間が発生します。
- 社殿に上がり、ご祈祷を受ける。
- 授与品を受け取る。お守りや千歳飴などをいただきます。
11月の土日は、待ち時間が長くなります。待ち時間はお子様にとって最もつらい時間です。飲み物やおやつを持参してください。
平日や10月中の参拝であれば、混雑を避けられます。
富山県内の神社を地域別に探す
▼この章の要約
- 地域ごとにおすすめの神社をまとめた記事があります。
- 富山市・高岡エリア・新川エリアの3地域に分けて掲載しています。
- お宮参り向けの記事も、同じ神社を扱っています。
フォトスタジオbeでは、富山県内の神社を地域別にまとめた記事をご用意しています。参拝先を検討する際にご覧ください。
七五三向け
お宮参り向け
- 富山市でお宮参りにおすすめの神社5選【初宮参り・百日記念にぴったり】
- 呉西の高岡市射水市氷見市南砺などのエリアでお宮参りにオススメ神社!
- 魚津市や入善町滑川市、黒部市などのエリアでお宮参りにオススメな神社!
お宮参りで参拝した神社に、七五三でも再び訪れるご家庭は多くあります。同じ神社で節目ごとに写真を残すと、成長の記録として並べられます。
撮影と参拝は別日にもできます
▼この章の要約
- 撮影と参拝を同じ日に行う決まりはありません。
- 別日にすると、お子様の負担が半分になります。
- スタジオbeでは、撮影とセットでお参り用の着物レンタルを承っています。
参拝の日にスタジオ撮影まで行うと、1日の行程はかなり長くなります。着付け・撮影・移動・待ち時間・ご祈祷。3歳のお子様には負担が大きくなります。
撮影を9月〜10月に済ませ、参拝を11月に行う方法があります。それぞれの日が半分の長さで終わります。詳しくは七五三は撮影と参拝を分けていい?富山で別日にする家族が増えた理由をご覧ください。
フォトスタジオbe(株式会社ジャパンビジュアルサポート)は、1953年創業の写真館です。富山県内でファボーレ店・イオンモール高岡店・魚津インター店の3店舗を運営し、年間3,500件以上の記念撮影を担当しています。
撮影とセットで、お参り用の着物レンタルを承っています。撮影日とは別の日に、参拝用の着物をお貸しする形です。
着物、小物一式、ヘアメイク、着付けはすべてプランに含まれます。ご家族写真・ごきょうだい撮影は、全プランで追加料金なしです。
七五三のプラン詳細は七五三ページをご覧ください。当日の流れはご利用の流れでご確認いただけます。
よくある質問
Q.七五三はどこの神社に行けばいいですか?
A.決まりはありません。本来は住んでいる地域の氏神様に参拝するものでしたが、近年は有名な神社を選ぶご家庭も増えています。移動距離を最優先で選ぶことをおすすめします。
Q.七五三のご祈祷は予約が必要ですか?
A.神社によって異なります。予約制の神社と当日受付の神社があります。予約制の神社に当日行ってもご祈祷を受けられないため、事前にご確認ください。
Q.七五三の初穂料の相場はいくらですか?
A.5,000円〜10,000円が目安です。金額が明記されていない神社や地域の小規模な神社では5,000円、料金が明記されている大規模な神社では10,000円程度が目安とされています。
Q.七五三ののし袋には何と書けばいいですか?
A.上段に「初穂料」または「御初穂料」、下段にお子様の氏名を書きます。親の名前ではありません。名前にはふりがなを振っておくと確実です。
Q.初穂料は新札でないといけませんか?
A.新札が望ましいとされていますが、必須ではありません。新札が用意できない場合は、汚れや折れのないきれいなお札を選んでください。
Q.きょうだいで受ける場合の初穂料はどうなりますか?
A.初穂料×人数が基本です。2人であれば5,000円×2人となります。ただし割引がある神社もあるため、事前にご確認ください。
Q.ご祈祷を受けずに参拝だけでもいいですか?
A.問題ありません。参拝は社殿の前で賽銭を入れて自分たちで祈願することで、賽銭以外の費用はかかりません。ご祈祷を受けなければならない決まりはありません。
まとめ
- 七五三の参拝先に決まりはありません。移動距離を最優先でお選びください。
- ご祈祷の予約が必要かどうかは、必ず事前に神社へご確認ください。
- 初穂料の相場は5,000円〜10,000円。明記がない神社では5,000円が目安です。
- のし袋は紅白の蝶結び。表書きは「初穂料」、下段はお子様の名前です。
- 撮影と参拝は別日にできます。お子様の負担が半分になります。
参拝の準備が整ったら、写真の日程もあわせてご検討ください。
店舗情報・ご予約
| 店舗 | 住所 | 電話 | 営業時間 |
|---|---|---|---|
| ファボーレ店 | 富山県富山市婦中町下轡田165-1 | 076-465-1402 | 10:00〜21:00(年中無休) |
| イオンモール高岡店 | 富山県高岡市下伏間江383 | 0766-27-2481 | 10:00〜21:00(年中無休) |
| 魚津インター店 | 富山県魚津市本江字中ノ坪981-1 | 0765-24-7785 | 10:00〜19:00(水曜定休) |
公開日:2026年8月19日/最終更新日:2026年8月21日
運営:株式会社ジャパンビジュアルサポート(フォトスタジオbe|1953年創業・富山県内3店舗)